Nobukoです。
今回はManamiをフィーチャーします。
私を知っている方は必然的に知ることになる存在ですね。笑
小学生の時にダンスを通じて出会い、ずっと一緒に成長してきた相方です。B型で背丈も足のサイズも同じ。ほぼ同じ環境で育ったし、触れてきたものも同じやから好みが合うなんて言うまでもない。
初めてManamiを見たとき、彼女は選抜メンバーみたいな選ばれしメンバーしかいないクラスで踊っていました。その中でも抜群にオーラがあってずっっっとManamiしか見てなかった記憶がある。今もやけど憧れの存在だった。小学生の頃から私の直感は間違ってなかったと自信を持って言えます!
憧れの存在から、今に至るまでの2人の歴史を書き出したら一冊の本ぐらいまでになってしまうので、ストップしておきます。笑
そんな姉妹みたいな存在のManami。
今は地元の香川県に拠点を戻して、昨年Body Language Studioをオープン。
もうすぐ1周年というタイミングでStudioについてお話させてもらいました。
ー”Body Language Studio”という名前に込めた想いは?
込めた想いをそのまま名前にしたかった。
まず私自身が口下手で、言葉にしたりとか人に思ったことを伝えるのが苦手で、、。今まで生きてきた中で、曲を通して”体現する” っていうのが1番ストレートに自分の感情をのせられるというか。 それって世界共通で、人と人って言葉だとまやかしもあるし、それに惑わされずシンプルに思うがままに表現することを学ぶ場所を香川に残したかった。
自分がそういう場所を求めてたし、今までにないスタジオを作りたかった!
ー愛美は表現としてダンスをやってきたけど、”ダンススタジオ”ではないんよね?
そうなんですよね〜。ダンススタジオでありながら、彼と共同で撮影スタジオとしてもやっていこうとタイミングが合い実現できた。
あと、ダンスをする上で音楽は欠かせないし、音楽に支えられて生きてきたから思いっきり音楽を楽しめる空間にもしちゃいたい!ってことでレコードとかいろんな機材を持ち込んでます。今はまだ状況的にもできてないけど、スタジオっていうものに縛られず、定期的に音楽を聴きに来れるようなイベントをしていきたいなって思ってる。
地元香川に残すからには、若い世代に自己表現ってこんなに楽しんだよっていうのを体感してもらいたいし、ダンスだけじゃなくて、音楽とか映像とか「ここはこういう場所です!」とかは決めずにやっていきたい。
交流ができるコミュニティーセンターみたいな感じかな!
ーあ〜公民館みたいなね!うちらもはじめは公民館でダンスしてたし原点というか、懐かしいね。
そうそう〜!ただ楽しむ為にそこに行ってた記憶もあって。
身体動かすの好きやな〜とか、音楽って素敵やな〜とか何か発見できる場所って思ってくれたらいいな。
ー確かにスタジオって聞くと、一般的には技術的なことを習いに行く場所っていうイメージやもんね。うちらも香川で育ってきて、そういうコミュニティはなかったね。他のスタジオはライバルみたいな(笑)
固定概念とかはやっぱり地方ならではやと思うし、県外や海外に出てから知った世界の方が多かったね。シンプルに音楽を楽しんで人と繋がったりとかしてきた上で、地元にそういう場所は少ないってより感じた。
香川でも昔に比べて外で踊ってる人が減ってるのも現状で、上のディスコ世代の人の中にはスタジオなんて、、っていう考えの人も少なくないと思うけど、そんな場所があるなら行こうぜ!って年齢問わず気楽にきてもらえる場所にしたい。
ースタジオのシステムはどんな感じでやってるん?
完全に私個人との直接のやりとりでやってます!何曜日の何時からとかは決めていないです。一切広告なしの口コミだけでやってて、フランクで自由に連絡して欲しい! 料金も会員制とかではなく、workshopスタイルでその日にペイしてもらうシステムでやっております。
ー私もやっと今年行けたけど最高の空間すぎるし、周りからも愛美のスタジオ行きたい!って声いっぱい聞く。香川に行くときは、とりあえず愛美に連絡ってことで!笑
お話しするだけとかでも全然お待ちしてます!!!笑
ー生徒さんは今どれくらいおるん?
今15人くらい!小さい子が5、6人いて、あとは高校生から大学生が多いかな。あとママさんもいます!親子で受けてくれたり、その日によってメンバーも違います。来てくれた人とのコミュニケーションを1番大事にしていて、その日何をするか決めていくレッスンのやり方で、いつも笑いの絶えない空間!
もっとディスコ世代の方とかも久しぶりに身体動かしたいな〜っていう感じで来てほしいな。
ースタジオをはじめてから、大変だったことはあった?
実は今のこの自由なスタイルに定まるまでが時間がかかった。
初めはやっぱりやり方とか手探りで、みっちりクラスのスケジュールや料金表を作ってたんやけど、どこか気分が乗らない感覚があって。かといって自由人の自分のやり方ではどうなんや?っていう壁があった。親御さんとかも心配するだろうし、、。
やっぱり自分が楽しいと思えないとスタジオも続けられないし、型にハマったやり方が合わないのは自分が1番わかってたけど、目的をはっきりさせたり自分の気持ちに素直になれるまでが時間がかかったかな。
6月にオープンしたものの、レッスンを開始できたのが冬くらいになってしまった。笑
ー気持ちに素直になれたきっかけは?
気づかせてくれたのが、最初に習いたいと言ってくれた女の子。
準備中だから待っててね〜って言ってたけど、「愛美ちゃんがいるからそこに行くし、何でも大丈夫ですよ〜!とにかく早く一緒に踊りたいです!」ってサラッと言ってくれて。 そんな風に想ってくれる人がいるんやってなった時に、もうありのままの自分でいこう、さらけ出していこうって思わせてくれた。
人数を集めるとかではなくて、1人1人と深く繋がれて、意味のあることを実現させていきたい!
ー今後チャレンジしたいことはある?
”演出” とかをまだやったことがないので、舞台で自分の演出した作品を群衆でやりたい。子供から大人までの何十人かで作品を創り、照明も含め全部自分で考えて、1つの大作を創るのが夢。
メッセージ性のある作品をやりたいから、”着物ダンス” を自分なりに考案してて、形にできたらなと思ってる。
スタジオだけで盛り上がるんじゃなくて地元である香川を絡めていきたいんですよね。商店街でお店を畳んでいる方も多くて、伝統的なものはやっぱり残していかないと無くなってしまうんやなって香川に帰ってきて改めて感じて。
まず自分が勉強して若い世代に伝えていきたいっていう思いがあります。現状まだまだできていないけど、例えば商店街にある着物屋さんと何か一緒にできたらいいなって考えてる。
あとは地域を盛り上げるために、お祭りとかにも出れるように動いております!
ー最後に何か伝えたいことある?
さっきも話したけどBody Language Studioはコミュニティーセンター。
踊りだけじゃなくて気持ち的に悩んで、ちょっと話聞いてくださいよ〜とかあれば音楽聴きながらストレッチしたりね。”体現する”ってやっぱり感情とか想いがあっての表現だし、踊ってばかりじゃダメだなって今までの人生でうちら学んだもんね。いろんな経験や感情をシェアして、みんなで空間を創り上げていきたい!
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